お知らせ

2018/09/26

賀川サッカーサロンを開催しました(9/22)

9月22日(土)、中央図書館で定例の賀川サッカーサロンを行いました。
今回のテーマは、ワールドカップ後に若返った日本代表と森保新監督についてでしたが、賀川さんは新監督と関わりの深い広島のサッカーについて多く語られました。
まず「地方でレベルの高いのは広島だ」という言葉で始まり、第1次世界大戦の俘虜収容所(依島)にいたドイツ人からサッカーを学び、また外国人とゲームを行う機会が多いことで広島のサッカー技術のレベルは高くなり、神戸まで遠征してきたことでパスサッカーでは神戸一中も広島の影響を受けたと言える。戦後(第2次世界大戦)は進駐軍(アメリカ)の影響で全国的に野球の復活は早かったが、広島ではサッカー も早くから行われるようになった。広島は地域の強い団結力と勝つことを大事にし、自分たちのレベルアップのため全国から強いチームを招き練習試合などを盛んに行い、勝負強いチームが出来上がった。当時はサッカー界でも広島弁が幅を利かしていたように思う。
会場からの「監督は日本人と外国人のどちらが良いのか?」という問いには、「日本代表は選手が日本人(Jリーグのように外国籍の選手はチームにいない)ので、監督も日本人で良いと思う。ただ、外国人監督からヨーロッパの情勢を手に入れる必要もあったのではないと...」。また、新しい日本代表については、マツダの流れを受けた実績のある森保監督やコーチが就任しサッカー界に新しい時代がやってきたと感じている。各ポジションに良い選手を置き、動きの量を多くしてボールを奪う能力が身につけば、日本のサッカーも進歩していくだろう...
賀川さんが、日本人監督の誕生を喜んでおられるのが感じられるサロンでした。